【要約・感想】『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』について

『JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則』は、ニック・マジューリが書いた本で日本では2023年に発売されました。

この本では、データをもとに「貯金」「節約」「投資」など、お金に関する法則を学ぶことができます。

この記事では、『JUST KEEP BUYING』の要約・感想をまとめていきます！

『JUST KEEP BUYING』の基本情報

『JUST KEEP BUYING』の基本情報は以下の通り。

• 書名：JUST KEEP BUYING 自動的に富が増え続ける「お金」と「時間」の法則
• 著者：ニック・マジューリ
• 訳者：児島修
• 出版月：2023年6月27日
• 出版社：ダイヤモンド社

この本は大きく「貯金編」と「投資編」に分かれており、お金に関する法則を学ぶことができます。

さらに、タイトルにもある通り「時間」についての法則も書かれています。

そして、それらの法則はデータをもとにして述べられています。

そのため「お金」と「時間」という人生の中でも重要な2つの要素についてデータをもとに学ぶことができます。

『JUST KEEP BUYING』要約まとめ

JUST KEEP BUYINGでは多くの法則を学ぶことができますが、特に印象的だったものは以下の通り。

１つずつ説明していきますね！

できる範囲で貯金する

１つ目は「できる範囲で貯金する」ということ。

お金に関する本でよく言われるのが、「年収の２割を貯金するべき」という考え方。

しかし、『JUST KEEP BUYING』ではこの考え方を否定しています。

というのも、データによって「ストレスによるマイナスの影響は、収入アップや健康増進によるプラスの影響を上回る」ということが分かったから。

つまり、年収の２割を貯金していても、お金に関するストレスを感じていたら意味がないということ。

そこで『JUST KEEP BUYING』では、できる範囲で貯金することをおすすめしています。

年収や現在の生活状況を考えながら、ストレスを感じない割合で貯金することを意識しましょう。

罪悪感なしでお金を使うには"２倍ルール"

２つ目は「２倍ルール」についてです。

お金を使うとなった時に、罪悪感を感じてしまう人もいるのではないでしょうか？

• この車は本当に必要か？
• 毎日コーヒーを買うことは？
• 少し高い服は？

というような感じです。

このような場合におすすめしているのが、「２倍ルール」です。

例えば、１万円の服を買った場合は、さらに１万円を投資や寄付するというものです。

このことにより、自分が本当に欲しい物か考えることができたり、投資や寄付をすることで誰かの役に立っていると感じることができます。

買い物で罪悪感を感じてしまいがちな方は、２倍ルールを試してみてください！

今すぐ投資をすべき３つの理由

『JUST KEEP BUYING』では投資をすべき理由として以下の３つをあげています。

老後に備えるため

これは言葉の通り、老後の自分のために投資で資金を貯めるという意味。

老後、働けなくなった場合でも豊かな生活を送るためには、今から準備をする必要があります。

インフレから資産を守るため

インフレを一言で分かりやすくいうと「物価の上昇」です。

基本的に資本主義社会では年々物価が上昇していきます。

逆に言うと、その分お金の価値は下がっていきます。

そこで生活防衛資金以外のお金は、投資によって資産を増やすべきという考え方から『JUST KEEP BUYING』では投資をおすすめしています。

「人的資本」を「金融資本」に置き換えるため

「人的資本」とは、「技能、知識、時間の価値」のこと。

そのため技能や知識は人生を通して向上しても、結局時間の経過とともに人的資本は減少していきます。

そこで「減少する人的資本を、投資によって富を生み出す金融資本に変えるべき」という考え方をしています。

お金持ちになりたければ"JUST KEEP BUYING"

この本で一番伝えたい言葉はタイトルにもある通り「JUST KEEP BUYING」だと感じました。

これは、株や不動産などの資産を「ただ買い続けなさい」という教えです。

投資の教えでは、「安いときに買って高いときに売る」などといった教えもあります。

しかしデータを分析すると、「安い買い時を待っている人より、コツコツ買い続けている人の方が資産を築きやすい」という結果が出ています。

その他にも、

• どんなに有能な個人投資家よりもインデックス投資が強い
• コツコツ買い続けることで、暴落しても落ち着いて対処できる

といった考え方から、「とにかく買い続けなさい」という考え方をおすすめしています。

この辺の詳しい考え方が気になる方は、ぜひ『JUST KEEP BUYING』を読んでみてください。

『JUST KEEP BUYING』の感想まとめ

ここからは『JUST KEEP BUYING』の僕自身の感想をまとめていきます。

この本を一言で表すと以下の通り。

『JUST KEEP BUYING』では、データを重視した法則が多く紹介されています。

そのため、客観的にお金の法則を学べると感じました。

また、投資について詳しく書かれています。

一口に投資と言っても、「株」「債券」「不動産」「暗号資産」「金」など、様々な種類があります。

それらの違いや特徴も詳しく解説しているので、投資についての知識をつけることができると感じました。

『JUST KEEP BUYING』を読むべき人

『JUST KEEP BUYING』は以下のような方におすすめします。

『JUST KEEP BUYING』は、お金の中でも投資について詳しく解説している本です。

そのため、「これから投資を始めたい！」という方が投資の知識をつけるのにおすすめだと感じました。

また、「投資を行っているけど自分のやり方に不安がある」という方にもおすすめです。

この本は、データをもとに述べられています。

そのため、多くの人におすすめできる客観的な法則や意見を多く学ぶことができます。

「自分の投資のやり方に不安がある」という方は、『JUST KEEP BUYING』で紹介されている法則を学ぶことをおすすめします。

まとめ：『JUST KEEP BUYING』を読もう

この記事では、『JUST KEEP BUYING』に関する要約・感想をまとめていきました。

『JUST KEEP BUYING』では、投資を中心としたお金の知識をデータをもとにして学ぶことができます。

この記事で紹介した法則以外にも、様々な法則を学ぶことができます。

投資について学びたい人、自分の投資のやり方に不安を感じている人に特におすすめします。

今回以上です。最後までご覧いただきありがとうございました！

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