キーワード選定が難しくて、自分のやり方が合っているか分かりません...。
そのような方に向けて、この記事でキーワード選定の正しい手順を解説しています!
ブログ運営において欠かせないことの1つが「キーワード選定」。
しかし、初心者にとってはどのようにやればよいか分からず、難しく感じるのではないでしょうか?
実際に僕も、初めは正しくないキーワード選定を行っていました...。
キーワード選定ができていないと、どんなに内容が素晴らしい記事でも全く見てもらえません。
逆に、キーワード選定の正しいやり方を理解すれば、記事を上位表示させるコツがわかります。
そこでこの記事では、キーワード選定の正しいやり方を解説。
さらに、初心者がやりがちなキーワード選定のミスも紹介するので参考にしてください!
この記事を読んでわかること
- キーワード選定の正しいやり方
- 初心者がキーワード選定でやりがちなミス
目次
難しいと感じるキーワード選定の本当の定義
キーワード選定が必要な理由
そもそもキーワード選定とはどのような仕組みなのでしょうか?
キーワード選定を一言で現すと「どのようなことが書かれている記事なのか分かりやすくしたもの」のこと。
通常、読者がインターネット上の記事を読むには、
- 「知りたい・行きたい・買いたい」などの悩みがある
- 検索ツール(Googleなど)を使ってキーワードで検索する
- 自分の悩みを解決してくれそうな記事を読む
という流れが一般的です。
ここで大事になってくるのが、検索の際はキーワードを使うということ。
例えば、「沖縄の美味しい料理が知りたい!」と思った場合、「沖縄 美味しい料理」「沖縄 料理 有名」などのキーワードで調べる方がほとんど。
検索欄にそのまま「沖縄の美味しい料理が知りたい!」と打つ方は少ないですよね。(笑)
つまり、この記事はどのキーワードで検索したら表示されて欲しいかを、あらかじめGoogleなどに認識してもらう必要があります。
そのため、記事ひとつひとつにキーワードを選定することで、上位表示させたいキーワードを決めることになります。
キーワードはどこに入れる?
初心者の方は、キーワードをどこに入れればよいのかわからない方もいると思います。
キーワードを入れる主な場所は以下の通り。
- タイトルに入れる
- 見出しに入れる
- メタディスクリプションに入れる
- 本文に入れる
基本はこの4つを意識すればOKです!
ただし、たくさん入れればよいというわけではありません。
有益な情報・分かりやすい文章になるようにしながら、自然とキーワードが入るようにしましょう。
キーワード選定の手順
ここからは、キーワード選定の手順を解説していきます。
キーワード選定の手順は以下の通り。
1つずつ説明していきますね!
キーワード候補を出す
まずは、キーワード候補を出していきます。
いきなりSEOを意識してキーワードを探すのは、難しいので最初は思いつきでOK。
例えば、
- 「旅行 関東」
- 「旅行 関東 飛行機」
- 「旅行 持ち物」
- 「旅行 関東 注意点」
などのように、思いついたキーワードをどんどんメモしていきましょう!
キーワードを絞る
次に、キーワード候補から、SEOで使えそうなキーワードを絞っていきます。
キーワードを絞る際に使うツールは以下の2つ。
- ラッコキーワード
- Googleキーワードプランナー
ラッコキーワード
ラッコキーワードでは、サジェストキーワードと関連キーワードを調べることができます。
サジェストキーワードとは、検索した時にGoogleが予測して出してくれる候補キーワードのこと。
サジェストキーワードと関連キーワードを調べることで、SEOに有利なキーワードを効果的にみつけることができます。
Googleキーワードプランナー
Googleキーワードプランナーでは、キーワードの検索ボリュームを調べることができます。
検索ボリュームとは、1ヶ月でそのキーワードでどれだけ検索されたかを数値化したもの。
検索ボリュームが大きいキーワードで記事を書けば多くの人に見てもらいやすくなりますが、その分多くのサイトが上位表示を狙っています。
検索ボリュームについては後ほど詳しく解説しますが、適切なボリュームのキーワードで記事を書く必要があります。
ここでは、Googleキーワードプランナーの使い方を簡単に解説します!
キーワードプランナーはGoogle広告の中にあるサービスです。
そのため、Googleアカウントを取得してGoogle広告に登録する必要があります。
登録したら、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」をクリック。
次に、ラッコキーワードで「全キーワードコピー」をクリック。
コピーできたら、Googleキーワードプランナーに貼り付けて「開始する」をクリック。
すると、以下のように検索ボリュームが表示されます。
キーワードプランナーで調べたボリュームを元に、記事を書くか検討するよ!
競合調査
次に行うのが、競合調査です。
競合調査とは、書きたいキーワードで他の人がどのような内容の記事を書いているか調べること。
例えば、「旅行 持ち物リスト」というキーワードで競合調査する場合、Googleで「旅行 持ち物リスト」と検索してみましょう。
すると、このキーワードでは旅行の際に必要な「具体的な持ち物」がまとめられた記事が上位表示されています。
つまり、読者はこのキーワードを通して、「旅行の時に必要な持ち物を知りたい!」と考えていることがわかります。
これは検索ニーズと呼ばれるもので、そのキーワードを通して読者が知りたいことを指します。
同じ「旅行 持ち物リスト」というキーワードで書いた記事でも、持ち物リストの作り方について書かれた記事は、読者の検索ニーズと異なるため上位表示されません。
競合調査では、キーワードを通して読者が何を求めているかを見極めることを意識しましょう!
コンテンツを作る
最後にキーワードをもとに記事を書いていきます。
冒頭でも紹介しましたが、記事の中でキーワードを入れる部分は以下の通り。
- タイトルに入れる
- 見出しに入れる
- メタディスクリプションに入れる
- 本文に入れる
上位の4つを意識しながら記事を書いていきましょう。
注意点は、キーワードを詰め込み過ぎないということ。
例えば、「旅行 持ち物リスト」というキーワードだからといって以下のような文章は避けましょう。
この記事では旅行で必要な持ち物リストについて解説しています。旅行の持ち物リストを意識するだけで、旅行が何倍も快適になります。この記事を参考に、旅行の持ち物リストを見直してみてください!
意味は分かるけど、不自然な文章...。
あくまでも、自然な文章の中にキーワードを入れ込むことを意識しましょう!
初心者がキーワード選定を難しいと感じてしまう原因
ここからは、初心者がつまずきがちなキーワード選定で意識すべき点を解説していきます。
キーワード選定で意識すべき点は以下の3つ。
1つずつ説明していきますね!
ボリュームが多すぎ・少なすぎ
先ほど、Googleキーワードプランナーでキーワードのボリュームを調べる方法を紹介しました。
そこで意識すべきなのが、キーワードの検索ボリュームの数です。
検索ボリュームが「10万~100万」というような大きい数字で記事を書くべきだ、と思うかもしれません。
しかしそのようなキーワードは多くのサイトが記事を書くため、上位表示させるのが難しくなります。
一方で、検索ボリュームが極端に少ないキーワードも記事を読んでくれる人が少なく、そもそも記事を書くべきではありません。
オススメはロングテールキーワードと呼ばれる、ボリュームが「100~1000」ほどのキーワード。
最初はロングテールキーワードで記事を量産し、検索ボリュームが多い記事に内部リンクをつなげることを意識しましょう!
競合が企業ばかり
次に注意すべきなのが、キーワードの競合が企業サイトばかりの場合。
個人ブログでは、専門性や信頼性の高い企業サイトから上位表示を勝ち取るのは難しいとされています。
個人ブログが上位表示されているキーワードや、しっかりとまとめられた記事がないキーワードを狙いましょう。
キーワードを入れすぎ
キーワードを入れすぎるのも注意が必要です。
例えば、「旅行 関東」「旅行 持ち物リスト」「旅行 移動手段」という3つのキーワードを組み合わせて、
「関東旅行の持ち物リストとおすすめの移動手段を解説」
というような記事を書いたとします。
「1つの記事で多くのキーワードを狙えるからよいのでは?」と思いがちですが、Googleからすると何について書かれた記事なのか判断することが難しくなります。
1つのキーワードに絞って、何について書かれている記事なのか分かりやすく書必要があります。
まとめ:キーワード選定を極めて上位表示を目指そう
この記事では、キーワード選定の手順と初心者が注意すべき点について解説していきました。
この記事のポイントは以下の通り。
- キーワードはツールを用いて絞る。
- ボリュームや競合を意識して選ぶ。
キーワード選定を意識すると、記事を上位表示させやすくなります。
これまでなんとなくのキーワードで記事を書いていた方は、キーワード選定をしっかりマスターして記事を書いてみてください!
今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!